クランプ(ストッパー)
- クランプの違い(標準、ディスク、対向)は?
- クランプ方式が3種類(標準・ディスク・対向)ありますが、それぞれどのような特色がありますでしょうか?
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◆標準クランプ
クランプノブを締め、樹脂リングにてクランププレートをステージの側面に押し当て固定します。
◆ディスククランプ
ステージの側面に固定されたディスクをクランプノブ゙の締め込みで固定します。
ステージ本体への負荷を軽減し、固定時のズレを抑制出来ます。
◆ 対向クランプ
マイクロメータの反対方向からボルトで押さえます。更にナットで緩み止めを行う為、大きな固定力が得られます。
- 振動でクランプが緩んでしまう場合の対策
- 現在、標準クランプの製品(例.BSS16-60C)を使用しています。
装置の振動でクランプが緩んでしまうのですが、何か対策はできますでしょうか? -
『対向クランプ』という方式のクランプオプションがあります。
マイクロメータ(送りねじ)の反対方向からボルトで押さえます。
更にナットで緩み止めをおこなう為、大きな固定力が得られます。
※保持力が向上し、緩みを軽減させることができます
- クランプを締めるときのズレを軽減させたい
- CCDカメラの初期位置調整にステージを使用しています。
調整後、クランプを締めるときに位置ズレしてしまいます。何か対策はできますでしょうか? -
『ディスククランプ』という方式のクランプオプションがあります。
ステージの側面に固定されたディスクをクランプノブの締め込みで固定します。
ステージ本体への負荷を軽減し、固定時のズレを抑制することができます。
- 手動回転ステージがクランプの後に動いてしまう
- 手動回転ステージを使っています。
位置決めをした後にマイクロメータの対向部分のクランプを締めても動いてしまうのですが・・・。
使い方は正しいでしょうか? -
弊社手動回転ステージは、粗く位置決めをした後に微細な調整が出来るようになっています。
先に粗動クランプを締める必要があります。具体的には以下の手順となります。
1.目的の位置へ送りつまみで粗調整(360度回せます)
2.粗動クランプを締め、固定する
3.目的の位置へマイクロメータで 微調整
4.微動クランプを締め、固定する