故障診断
- 真直度がカタログ値よりも大きい(ガタ付きがある)
- カメラの位置調整に自動X軸ステージ(PG413-L24AG)を使用しています。
画像を見ながら調整していますが、ガタ付きが大きいように感じます。 -
平面度の粗い対象物を取り付けたり、平面度の粗い物に取り付けますと、ステージ面を変形させ、精度に影響を及ぼす場合がございます。
(平面度の目安は10μm以内となります。)
対象物及び取り付け箇所の平面度をご確認ください。
- モータが脱調している
- 自動X軸ステージ(PG413-L24AG)を使用しています。
カタログスペック(MAXスピード・耐荷重)内で使用していますが、ステージが脱調してしまいます。どのような要因が考えられますでしょうか? -
脱調はモータに対して過度な負荷がかかったときに生じます。
具体的な要因は様々ですが、以下のような要因が考えれます。
①加速スピードが早すぎる
→加減速の設定を遅くしてください。
②使用温度が低く、グリースが硬化している
→装置温度が安定するまで暖気運転をしてくださ い
③モーメント荷重がかかりすぎている。
→極力ステージ上面の中心に近いところに荷重がかかるようにしてください。
- 【自動回転(KRE)】コントローラ(DS102/DS112シリーズ)と繋いでいるがこのステージだけ動かない
- 自動回転ステージ(KRE04360、KRE06360)を購入し、以前から持っていたコントローラ(DS102NR)に接続して使おうとしたが動かない。
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リミットセンサの論理設定を確認いただけますでしょうか。
パラメータ設定の画面で、リミットセンサ論理のタイプをA(ノーマルオープン)として再度確認してください。
※原点センサ論理はB(ノーマルクローズ)のままで問題ありません。
- 原点復帰でエラーが発生する
- 自動ステージを原点復帰させようとしたところ、想定していたとおりの動作ができません。
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DS102・112シリーズをお使いの場合、原点復帰タイプがステージと合っているかをご確認ください。
また加減速時間が長すぎたり、起動速度が高すぎると、リミット検知からの停止が間に合わず、メカリミットへの干渉や原点復帰位置のズレが生じる場合があります。
- 回転ステージの原点復帰位置が本体の罫書き線と合わない
- 自動回転ステージを推奨原点復帰タイプで原点復帰しても本体の罫書き線がそろいません。
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原点復帰タイプにより、センサ信号のCW・CCWエッジのどちら側を検知するかが違うためドグの幅分原点復帰位置が変わります。
ソフト上で原点復帰後のオフセット動作を入れるか、現在設定している方向と逆方向で検知する原点復帰タイプをお選びください。
- 原点復帰タイプを変えたら原点位置がズレた(DS102/DS112)
- DS102(DS112)を使用しています。原点復帰タイプを変えたら原点位置がずれてしまいました。
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原点復帰タイプにより、センサ信号のCW・CCWエッジのどちら側を検知するかが違うためドグの幅分、
原点復帰位置が変わります。
変更後の原点復帰タイプのままとする場合は、ソフト上で原点復帰後のオフセット動作を入れてください。