手動回転ステージガイダンス
手動回転ステージ ガイダンス
ワークの回転位置決めを、粗調から微調まで行えるステージです。 本体側面には、位置再現に便利な角度目盛りが付いています(角型タイプを除く)。 |
すり合わせタイプ B43 粗動360°回転と微動(マイクロメータヘッド)が可能な、すり合わせタイプのステージです。価格もお求め安く、研究開発~装置組込まで幅広くご使用いただけます。
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クロスローラベアリングタイプ B44/BS43 粗動360°回転と微動(マイクロメータヘッド)が可能な、クロスローラベアリングを用いたステージです。すり合わせタイプに比べ、剛性が向上します。 主材質は、アルミとステンレスをご用意しました。
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透過穴タイプ B47 粗動360°回転と微動(マイクロメータヘッド)が可能なクロスローラベアリングを用いたステージです。 ステージ中央には透過穴があいており、レーザを透過させたり配線の取り回しなどを楽にします。他の透過穴付ステージに組み合わせることで位置決めのバリエーションが広がります。
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角型タイプ BRE 同サイズのステージと組み合わせがし易い、角型回転ステージです。 既存回転ステージ比20%DOWNの低価格を実現しました。
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正しくお使いいただくために
▼製品別姿勢特性表
○:荷重やモーメントに制限があるが、使用は可能
△:荷重やモーメントに制限があり、一部の機構又は使い方により、性能を著しく損なう可能性あり
▽取付け方法 ●プレートタイプ・・・・・下面プレートにあいている4箇所のボルト穴を使用して付属ネジにより固定してください。 ●プレートなしタイプ・・・上面にあるボルト用穴の位置を粗動させ、ステージ下面のボルト穴位置に合わせます。 |
▽ステージ上面・下面に取付ける対象物について 平面度の悪い対象物を取付けたり、平面度の悪い物に取付けますと、ステージ面を変形させ、精度に影響を及ぼす場合がございます。ご注意ください。 【平面度の目安: 10μm以内】 |
▽ステージの取付け姿勢について 各製品のSPECは平面に設置したときを条件としております。 天地逆転取付けや、側面垂直または側面水平取付けなど平面設置以外でご使用の場合は注意が必要です。 耐荷重や精度はその取付け姿勢により大きく変ってきます。 使用の可否については、下記製品別姿勢特性表を目安としてください。 使用条件に応じて最適な機構の製品、ご使用方法をご案内いたしますのでご相談ください。 |
移動ガイド | 天地逆転使用 | 側面水平使用 | 側面垂直使用 |
すり合わせ | △ | △ | △ |
クロスローラ | ○ | △ | △ |
△:荷重やモーメントに制限があり、一部の機構又は使い方により、性能を著しく損なう可能性あり
回転中心軸の合わせ方について
回転ステージを相手方装置やワークと組付ける際はそれぞれの中心軸をできるだけ合わせることにより本来ステージが持つ性能を発揮いたします。 下記の方法などで中心軸を合わせ、ご使用いただくことをお薦めします。 <ダイヤルゲージを使用> 回転ステージをまわしながらダイヤルゲージにて偏芯量が最小になる位置を割り出し、ステージまたはワークを固定します。 <XYステージを使用> XYステージを組合わせることにより中心軸の微調整が容易に行えます。 ※ステージ本体に取付基準面は設けておりません。 |