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Smart LAC 製品ガイダンス

レーザオートコリメータとは


レーザオートコリメータはレーザ光を使い、対象物の微小な角度や複数の対象物の微小な角度関係を非接触でリアルタイムに測定できる計測機器です。
測定原理

"レーザオートコリメータ測定原理

平行光を集光レンズに入射すると、その入射角度に応じて焦点面上の位置情報に変換されます。この原理を応用し、測定対象物へ平行レーザビームを照射し、その反射光をCMOS上に集光させることで、測定対象物の傾き量を測定します。
 複数の変位センサを用いて「角度測定」を行っていませんか?
変位センサ


変位センサによる傾き測定














3台の変位センサで角度を測定
● 微小なデバイスには不向き
「角度」を演算する手間
3台分の「コスト」と「スペース」が必要
駿河精機 | Smart LAC


SmartLACによる傾き測定














1台で角度測定が可能になります
微小ワークも容易に測定
● 瞬時に「角度」をデータ化
低コスト、省スペース (1台分で完結)



 Smart LAC測定事例
撮像素子の傾き測定

撮像素子の傾き測定

光学素子の接着傾き測定

光学素子の接着傾き測定

外部レーザの光軸傾き測定

外部レーザの光軸傾き測定

特長 (Smart LAC H410シリーズ)

● 非接触で角度測定できる
・測定対象物に損傷を与えない
・Repeatability 0.0003度 (Ave.)

● 作動距離(W.D.)によらず測定できる
・レイアウト自由度が高い (例: W.D 100mm時と300mm時で角度データは同じ)

● 豊富な内蔵光源波長ラインナップ
  [ 赤:655nm青:450nm緑:520nm赤外:852nm ]
・特定波長のコート付き素子も測定できる

● 内部光源入射測定と外部光源入射測定の使い分けができる
・内部光源入射測定:対象物の反射光測定 (例:ワークの傾き)
・外部光源入射測定:光源の傾き測定 (例: LDや半導体レーザの光軸確認)
※対応波長 450~940nm、入射光量:5mW以下の光源



lac_guidance14.jpeg 選び方 (Smart LAC H410シリーズ) ページを見る (詳細はこちら)